物語は書いていません。 まだ物語になりたくない呼吸を、 そっと置いています。 痕跡文学|百合掌編 ――存在でも不在でもないものを、 言葉にする前の場所。
微熱が溶ける――。部屋には、先輩と私だけ。百合✕静けさ✕微熱。
お昼休みに電子ロックしたはずの自宅に、あるはずのない缶コーヒー。こんなことが出来るのは「彼女」しかいない。百合×日常×静かな侵入。